頭も体も心もフル回転!!
こんにちは。武蔵小杉二子玉川&エンジェルリトミックです。
暖かい日が多く、紅葉の時期が長かった今年。
一度寒かった後に暖かい日が続いたために、フクジュソウが咲いてしまったとか、桜が咲いてしまった、ひまわりまで咲いたというニュースを見ました。
今咲いてしまったら、本当の時期には咲かないのでしょうか?
そして、暖かさのために野菜の生育が良すぎて、野菜の価格が一気に安くなり主婦としては、大助かり!
でも、まんべんなく野菜が育つように種まきをしているのに、今たくさんんの野菜が出来てしまったら、本来供給されるべき時にはまた野菜の供給数が足りずに、価格は上がってしまうのでしょうか?
「這えば立て、立てば歩めの親心」ということわざがあります。
いくら早く大きく成長してほしいと思っても、生まれたらいきなり歩いてほしいと思う人はいませんよね。
考えなくてもそんなことは不可能だとわかっています。
だから「這った後は立ってほしい、立てたら歩いてほしい」と成長の順番は変えずに、その中で早く大きくなってほしいと、親は思ってしまう、といういみのことわざがあるのだと思います。
ところが、「字が読める」「字が書ける」「数が言える」「色が分かる」等になると、なんとなく早くできるようになる方が安心してしまいます。
でも、いきなり鉛筆を持たせて、ワークブックをしようとしても、なんとなくはなぞれても本来の意味の学習ができることはほとんどないと思います。
鉛筆を持つためには、握力も必要ですし、字を書くには手首の動きもスムーズでないとで上手く書けません。
見て書くためには、空間把握も必要でしょう。手と目の供応といわれるものも大切でしょう。
そして、「字が書きたい」という動機付けをしないで無理やりトレーニングしても、大きくなるほど学習が嫌になってしまいかねません。
周りで字を書いている場面を見たら、自分もしたいと思うかもしれませんし、だいすきな絵本を見て、字を指さしたりしているうちに書きたいと思うようになるかもしれませんね。
色々な筋肉をたくさん動かして生活をし、周りの人々の行動に興味を持って「やってみたい」という意欲を育ててこそ、「字を書く」ために土壌が出来ると思います。
幼稚園の頃に、お手紙ごっこがはやり、それで書けるようになったりもします。
おねえちゃまが夢中でお手紙ごっこをしているのを見て、妹さんが判読不能の字を書いて嬉しそうにしていることもあります。
焦らずに丁寧に生活をするのが何事にもお子さんの成長に必要かな?と思います。
子どもの成長を促成栽培しないで、土台を作っていきたいな、と思います。