頭も体も心もフル回転!!
こんにちは。武蔵小杉&二子玉川エンジェルリトミックです。
エンジェルリトミックの一歳児さんは、ほぼ毎回制作をしています。
目的としては、そのレッスンでのテーマをイメージできるように。
でも他にも沢山の目的をもって制作しています。
その一部をご紹介しますね。
作り方はちょっと変わっているかもしれません。
一歳児さんが作っていくわけで、完成品をみたら
「え?こんなの?見てくれ悪すぎ。」かもしれません。
けれども当事者の子どもさんが
「あれ?形が変わった!」
「触ると面白い」と感じてもらうことも大切な目的のひとつです。
折り紙を制作に使うことはよくありますが、
「折る」ことはちょっと上級者コースなのであまりしませんが、するとして折ることが難しければおうちの方がするのを見るだけ、この見るというのも大切ですね。だから丁寧におうちのひとにしてもらいます。
「ほら、できないんだからかしなさい」という接し方ならしない方がまし。
「どうやるのかな?一緒にしてみようか?」
等期待を持った言い方が大切ですね。
「やってみたい!」と思ってし始めたら、しめたもの。
けれども頑張る子どもさんがしてみたらもちろんきちんとはできません。
お手本通りどころか訳のわからないものになっても出来なくてもいいんです!
「やってみたい!」
「できた!」(本人がそう思う意味)
という経験を沢山味わうことが大切ですね。
初心者コースは、「くしゃくしゃにする」「ちぎる」辺りです。
「くしゃくしゃにする」行為のなかにも、子ともさんが夢中になる言葉がけを心がけています。
1枚の折り紙は、初めはつるっとした感じですが、くしゃくしゃにすると立体的に尖った感覚が手から伝わります。
また、「ちぎる」のも手首をうまく使うとできることが
できると面白いようにちぎれます。
1枚が沢山になる。
算数にも繋がりますね。
今回はどんぐりを作りましたが、折り紙を渡す前に、私が説明をしながら折り紙が変わるさまをしっかりみてもらいました。
そして、目の前で1枚が2枚になったとき(ただ半分に切っただけですよ)の瞬間を見ていた子どもたちの目は大きく見開き、驚いていました。
大人の私たちには当たり前でも、初めてみたお子さんには大きな感動になります。
このように、制作のゴールだけではなく過程にも力をいれて活動しているのがお分かりいただけたでしょうか?
同じように折り紙を渡しても感じ方は子どもさんによって全く違います。
同じ一歳児さんでも月例は違いますし興味を引くところはお子さんによって異なるので出来上がらない場合もありますが、構わないと考えています。
したくないならママが作っているのを見せればいいと思います。
そして作ったものを使って(実は作っている間も)リトミックの活動をしていきます。
作ったものはどんな形でもおこさんの大切な作品、おうちにもって帰ったら、是非おうちで飾ったり再び触ってほしいと思っています。
記憶をよみがえらせることはよいことですし、お父さんなどに誉めてもらえれば自信にも繋がります。
一歳児クラスのお友だちは、
これから沢山手を使い、手からの刺激を味わってほしいと思っています。