頭も身体も心もフル回転!!
こんにちは。武蔵小杉&二子玉川エンジェルリトミックです。
小さいお子さんが大好きな「ぞうさん」
特徴的な体だからでしょう、絵本でも実物の写真でも「ぞう」を見せると、
「じょーさん!!」
と、たどたどしい日本語で、そして笑顔で、そして指をさして教えてくれます。
「ぞう」そのものを触ったことも目の前で見上げたこともないでしょうに、それでも「ぞうさん」は大きいというイメージは持っていそうです。
絵本で、
「ぞうよりもありさんのほうが大きい」なんて絵が出てきたら、違和感を覚えることでしょう。
ただし、素直なのがお子さんですから、そのまま受け取る場合もあります。
また、あまりにも小さすぎて和kらないことももちろんあるでしょう。
大人は、そこにユーモアなどを感じるでしょうが。
いつから、動物の大きさのイメージが付くのでしょうね?
この間、小学生が「キリンの首の骨は、人間と同じ数ある」
と教えてくれました。
キリンの首はうんと長いから、骨がたくさんありそうに勝手にイメージを持っていましたが。
科学的には、哺乳類だからでしょうか?
答えはわかりませんが(笑)。
そういえば、「本当の大きさ比べ図鑑」だったでしょうか・
そのようなタイトルの児童書を見かけたことがあります。
さて、リトミックでは、たくさんの動物をイメージして動きます。
動物の重さや大きさのイメージが、小さいお子さんでも持っていることが多いので、
その場所にいない動物でも、目を輝かせてイメージを表現できますね。
はじめは、ただ「ぞうは大きい」から動きを大きくする。
「小さな動物だ」から動きは小さくする。
あたりを、繰り返し繰り返し行います。
もっと大きくなれば、例えばですが、「ぞうはどんなふうに転ぶのかな?」
「リスだったら?」
と、頭で想像しては表現できるようになっていきます。
自分の見たもの聴いたこと、実際に経験したことなどを総動員して想像する、そして、表現する。
動物の真似っこ遊びと侮ってはいけません。
主にピアノを用いて、想像力が掻き立てられるよう、想像しやすいように提示する。
また、子供が表現した動きに合わせた音に則ってはピアノを弾く。
音と動きの即興です。
想像しただけでなく、出来上がるために必要なのが「創造力」。
ここまで表現できたら、本当に楽しいですし、大人も子どもも関係ありません。
そのために、まずは生活の中でたくさんのことを経験することが大切かと思います。
そして、リトミックのレッスンでは音をよ~く聴ける耳と、十分に動けるような体を作っていきます。
想像力は、人間の知的な活動に必要な力の一つです。
豊かな想像力から、様々な「創造」が生まれていきます。