頭も身体も心もフル回転!!
こんにちは。武蔵小杉&二子玉川エンジェルリトミックです。
先日の「子どもミュージカルお助けコーラス隊」では、歌の指導を受けました。
久しぶりに教えていただいて生徒になったのはとても楽しいことでした。
以前、日本女子大学で教えていただいた事について書きました。
今回は、リトミック研究センターで教えていただいた先生がくださったメッセージについてお伝えします。
千葉和恵先生はモンテッソーリの先生として、私たちに教えてくださいました。
モンテッソーリの教えを通して、子どもの成長を教えていただきました。
モンテッソーリは、教具等知育教育のみのように思われる方もいるかもしれませんが、
「子どもを良く観察する」
事が大切だと言っています。
2年間の勉強が終わり、修了式の際、千葉先生が一人一人に下さったカードには
レ―チェル・カーソンによる
「知恵や知性を生み出す土壌」と言うタイトルの詩が書かれていました。
感じるということは
知るということより すっとたいせつなもの
もしも 事実というものが のちになって
知識や知性を 生み出す種だとすれば
情緒や感覚がとらえる さまざまな印象は
その種が育つべき 豊饒な土壌だ
幼少時代というものは
この土壌をよく耕し 用意する時期
ひとたび子どもが そういうことを
自分で見つけだすことができれば
それは 永続的な意味をもったものになる
そう、まず「感じる」
それから知性や知識に繋がっていくのです。
私たちのように、生まれて間もないお子さんと接する仕事に携わっているものは、
本当に注意を払っていかなくてはいけない、と気持ちを引き締めたのを覚えています。
だからこそ、千葉先生もこのカードを下さったのでしょう。
自立しようとして懸命なお子さんに、自分で選びとる環境を用意し、考える癖をつけられるように接していきたいものです。
リトミックを通して、「感じる」心が育ってくれることを願っています。