頭も身体も心もフル回転!!
こんにちは。武蔵小杉&二子玉川エンジェルリトミックです。
千果先生と私は、以前も書いたと思いますが、「リトミック研究センター」というところで知り合いました。
リトミックに関する事を学ぶ場所なのですが、たくさんのカリキュラムがありました。
リズムステップを練習したり、コードの付け方を勉強したり、自分の技術も習得していきます。
当たり前ですが、教えるからには自分ができないとね。
たくさんのカリキュラムの中には先生対自分という勉強いわゆる講義を聞くというのもありましたが、グループで話し合って進める授業もたくさんありました。
10分くらいという短時間で皆で話し合って決めていくのです。
その集中力のすごさったらありませんでした。
誰かがリーダーと言うのでもなく、本当に皆が意見を言って決めていくのです。
また、曲に合わせて、言葉を発せずに目で合図を出しながら動くというのもありました。
他にもある課題に対して、どのように子どもに教えるかを、先生に講義をしてもらうだけでなく、グループで話し合って作り上げ発表することもしょっちゅうでした。
コミュニケーション能力も随分鍛えられたように思います。
これは非認知能力の一つかな。
リトミックは、音符が分かる、リズム感が付く、ピアノなどの楽器演奏に表現力が豊かになる等音楽的成長ももちろん望めますが、
「非認知能力」の成長につながる部分がとても多いように思います。
先日「オイコノミア」と言う経済番組に出てきた言葉です。
遊びの中には、非認知能力が伸びることがたくさん含まれています。
小さい頃はしたい遊びを心ゆくまでやりきる、その経験の中から、達成感や創意工夫の仕方や社会性を身につけていくようです。
赤ちゃんの頃は親子の絆の強化が得られることでしょう。
小さくても皆でひとつの音を聞く環境にいることで、皆の中の一人を感じることができます。
大きくなるにつれ、自分で判断して身体を動かすようになります。
時には間違いますが、何度もすることで習得していきます。その過程も経験として記憶されることでしょう。
たいていの場合お友達と一緒に行い、相手の動きに合わせたり協力する事で皆で行う楽しさも味わうことができます。
時には折り合いが悪かったりしますが、解決する方法もわかるようになり、社会性も身につくかな、と思います。
目に見えない能力はすぐに形にならないことが多いのでしょうが、人間として輝く能力はその人自身の人生を豊かにしてくれると思います。
色々書きましたが、リトミックは楽しいのです。
それがまず大事ですね。