頭も心も体もフル回転!!
こんにちは。武蔵小杉&二子玉川エンジェルリトミックです。
今日は子供向け本&絵本の紹介をします。
「アストリッド・リンドグレーン」って聞いたことあるでしょうか?これはスウェーデンの女性児童文学作家の名前です。
「長くつ下のピッピ」が有名かもしれませんが、私は「やかまし村シリーズ」が大好きでした。
3家族だけの村に住む子どもたち、主に小学生6人が毎日遊び、学校に行き、お手伝いをする。時折イベント的なことがあるけれど、基本は同じような生活をふんだんに書いたお話です。
「将来は、下り坂しかない発明家になるんだ!」と言う男の子。
ジンジャークッキーをお母さんと作る女の子。
村にはお店がないので、お母さんに頼まれて長い坂道を歩いて買い物に行く女の子。
大好きなおじいちゃんをみんなでお祝いしたり、男の子と女の子がいいあったりふざけたり・・・その日常生活がとても楽しそうで、うらやましかったのでした。
毎日が楽しい、面白い、わくわくする!一日を過ごしていた子どもたち。もちろん勉強にてこずったり喧嘩をしたりもするのですよ。だからと言って、劇的なことは何も書かれていませんでした。
次はロイス・レンスキー作「スモールさんはおとうさん」です。
「これは、スモールさんの かぞくです。」で始まるお話はスモールさんとその家族が「○○をします」「○○をします」とひたすら書かれているのです。
最後は「おやすみなさい おとうさん」「おやすみなさい おかあさん」で終わるのです。
この本は我が家の子どもが大好きだったので、何百回も読みました。
このお話も、ひたすら毎日の他愛ないことが書かれているだけなんです。
二冊とも、毎日の何気ないことだけを書いています。
それなのにどちらもロングセラー。私が思うには、子どもは特別なことがなくても毎日が新鮮で、楽しくて、安心するということなんだと思います。
大人から見たら特別なことがなくても、子どもの毎日は特別なことであふれているということなのかな、と思います。
朝起きてご飯を食べて遊んで昼寝をしてまた遊んでお風呂に入ってご飯を食べて寝る。
それがすべて。それが喜び。それが安心。
絵本や本でそれを確かめているのかなあ。